北欧における白樺樹皮の歴史はとても古く、ロシア、スカンジナビア半島北部のラップランド地方やロシア北部コラ半島周辺に居住していた先住民族サーメ人が遊牧生活の中で使用してきた歴史があります。サーメ人と考えられる民族が初めて文献に現れるのは、紀元1世紀に古代ローマの歴史家タキトゥスによって著された「ゲルマーニア」とされますので当時の日本では弥生時代にあたる古さです。
その後、北欧ロシアの人たちの生活に寄り添うように生活の様々なシーンで様々な形として使われてきた白樺樹皮ですが、現代のような編み込まれた白樺クラフトの原型として制作された日用品は遺跡から現在のフィンランドとロシアにまたがるエリアが最初とされています。その年代は日本では平安時代にあたり、現在までその伝統が引き継がれてきています。
初めての方へ
「初心者の方」、「経験あるけど忘れてしまった方」、「紙バンド、PPバンドやエコクラフトなどの異素材では作ったことがあるけど本物の樹皮では初めての方」は、まず単科コースである「ワークショップ」に参加されることをオススメします。
時間内に1作品を作り、持ち帰った当日からご使用いただけます。制作に没頭する癒しの時間をお楽しみいただき、本物の白樺樹皮に直接触れ、白樺クラフトの魅力を身をもって感じていただきたいです。
ワークショップはこちら
「ワークショップに参加したいけど遠くて行けない!」、「子育て、仕事が忙しくて時間を作れない!」という方には、「コイブ通信講座」がおすすめです。 4ケ月間毎月送られてくる課題作品の制作を通じて基本知識を習得できます。 24時間いつでも動画解説を視聴することができるので、反復学習が自宅で好きな時に可能です。 修了後は、お好きな通信講座修了者専用キットを購入できます。
コイブ通信講座はこちら
「白樺樹皮クラフトのテクニックをしっかり学びたいという方」、「白樺樹皮を購入して自宅で制作を永く楽しみたいという方」、「将来、作家や講師活動したいという方」は、本科コース「コイブ養成講座」がおすすめです。
白樺樹皮の捌き方から制作テクニックまで体系化したカリキュラムで1000年続く北欧の伝統工芸を正しく学べます。 経験ゼロに方でも参画されています。 全国のマスタークラスの仲間がみなさんをお待ちしています。
コイブ養成講座はこちら