北欧における白樺樹皮の歴史はとても古く、ロシア、スカンジナビア半島北部のラップランド地方やロシア北部コラ半島周辺に居住していた先住民族サーメ人が遊牧生活の中で使用してきた歴史があります。サーメ人と考えられる民族が初めて文献に現れるのは、紀元1世紀に古代ローマの歴史家タキトゥスによって著された「ゲルマーニア」とされますので当時の日本では弥生時代にあたる古さです。

その後、北欧ロシアの人たちの生活に寄り添うように生活の様々なシーンで様々な形として使われてきた白樺樹皮ですが、現代のような編み込まれた白樺クラフトの原型として制作された日用品は遺跡から現在のフィンランドとロシアにまたがるエリアが最初とされています。その年代は日本では平安時代にあたり、現在までその伝統が引き継がれてきています。

 

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